guitar maniacs

Fender Esprit、その他ギター改造などに関するマニアックな話

Fender Flameを試奏した

実に久しぶりにブログを更新。色々と人生の転機が続いており、しばらくぶりに書いてみようかと思った次第。アメリカに行って帰ってきて、なんだかんだでしばらくギターを弾いておらず、ストラトを改造したりしつつも全く演奏はしていなかったので、最近はそういう意味でも徐々に変わってきたなという感じ。

 

で、本題はというと、ずっと探していたフェンダーマスターシリーズ(Fender Master Series)のFender Flameを御茶ノ水にて発見。試奏させていただいてきました。店頭にあったのは、おそらくAutumn Burst(秋色)のスタンダート。(Master Seriesはコイルタップ付きでインレイが豪華なEliteとUltraがあります。)おそらくというのは、赤が退色してほぼ茶色のバーストになっていたからですが、Reverbとか見ると結構この色のEspritもFlameもありますが、Master Seriesはブラック、フロストホワイト、オータムバースト、キャンディグリーンバースト、チェリーサンバースト、キャンディレッドバーストの6色展開のハズ。。

(※参考 http://www.masterseriesguitars.com/groupfinish.html

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http://www.masterseriesguitars.com より拝借

Fender Flame

こやつはEspritと同様にマスターシリーズの1本ながら、ギブソンレスポールとほぼ横幅が同じ、ボディ内の空洞も小さく、やや軽量で小ぶりなモデル。そして左右の角の長さが少し異なる(正確にはカッタウェイの位置が違う)モデルです。

 

個人的な好みから言うとカッタウェイは左右対称であって欲しいところですが、Espirtを使っていて感じる少しの不満である①重い②やや取り回しが悪いの2点を解消出来るギターなのでは。。と長年思ってきました。

 

オリジナルからの改造点

写真は撮り忘れてしまったのですが、ピックアップは所有しているEsprit同様に既にギブソンタイプに変更、またテイルピースもストップテイルピースに変更済でした。お店の方によるとロベンファンの方がロベンモデルを探しつつも所有してらしたそうで、ロベンモデルが見つかったために、こやつを下取りに出したとのことでした。

 

私はミーハーなのかよくわかりませんが、アーティストモデルはどうも持っていてこそばゆい感じがするので、ロベン好きでもロベンモデルは絶対に買うことはないでしょう。そのため、EspritのEliteもしくはUltraをずっと探しているわけです。

 

肝心の音

で、音の印象はと言うと、Espritよりはわずかに硬い感じ。Espritよりもよりレスポールに近いサウンドで、ミドルの粘りは大音量で弾いた時はEspritより歯切れの良い感じになるのかな?という印象。大きな違いはボディサイズとボディ内の空洞くらいなわけですから、性格はほぼ変わらぬ印象でした。取り回しや重量はEspritよりもわずかに良い程度で、重量は4kg台という感じでした。音が明らかによく、重量や取り回しも気に入ればEspritと入れ替えというのもありなギターと今まで思っていましたが、どうやらそうでもない印象。店頭で確か10万円くらいで販売されておりましたので、気になる方は探してみてくださいな。

 

2017年冬のプロジェクト⑤ Warmothストラトのオイルフィニッシュ 完成

さて2017年の年末から冬のプロジェクトとして始まったWarmotストラトの改造も今回で完成です。前回は配線作業までをして、その後組み上げ、仕込み角の調整、オクターブ調整などを行いました。

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ネックはそのまま組むとハイポジでネックが少し寝た感じになってしまうので、薄目のシムを挟んでいます。ちなみにブリッジの駒は確かグラファイトかなにかの樹脂製のものです。このギターは、一番最初にショップで作ってもらった時からやたらと弦が切れるギターでしたが、このショップに見切りを付け、自分で弄るようになり、このブリッジにしたところ弦の切れる症状はピタリと収まりました。

 

音に関してはサステインが少し増した感じで、金属ブリッジならではの高音のギラツキは少し無くなりました。なお、もともとはクリーム色の駒でしたが、経年変化で飴色に変色しています。

 

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全体像はこんな感じいい感じに焼けているネックとの色味も丁度よく、アッシュの激しい木目も美しいです。この後に日焼けでさらに色が濃くなっていくのかどうかなどは、今のところ不明です。元々ハードテイルでフロントピックアップ無しの不思議な見た目のストラトでしたが、今回ツインブレードタイプのハムバッカーを搭載したことで、さらに異質な見た目のストラトとなりました。

 

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裏はこんな感じ。裏もアッシュの木目が美しいですが、弦通しの部分には昔ついた大きなキズが残っています。こうした深いキズは修正してしまうとボディが数ミリ薄くなってしまうので、ボディ各部のこうした古傷はそのまま。その上からオイルフィニッシュ風にしているので、いわゆるビンテージ家具のような風合いのギターになっています。それにしてもネックが汚い。。

 

肝心の音はYibuyのピックアップが予想外にいい音で、ノイズ皆無、非常にクリアで太い音だったのには驚きました。なお、写真でわかるかもしれませんが、リアとの音量バランスを取るために、かなり低めにマウントしています。これでようやくセンターも使える音になりましたが、ミックスはやたらとハイが強調されたシャキシャキの音のため、リードでは使いにくいかなと思います。重量は僅かに2.8kgで、連れ回すのが楽なギターとなりました。

2017年冬のプロジェクト④ Warmothストラトのオイルフィニッシュ 配線編

2017年の冬のプロジェクトとして始めたWarmothのパーツで組んだストラトの改造も、2018年に突入してしまいました。

それはそれとして配線作業に入っていきます。当初はコンデンサーの変更だけで済まそうかと思っていましたが、センターの音がやはり細いのが気になるのでピックアップを交換することに。とは言え、単純に交換するのも面白くないので、シングルサイズのハムバッカーを選択。購入したのはYibuyという中華ブランドのもの。お値段は税込みで993円という、驚きの安さ。

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裏はこんな感じのもので、4芯タイプ。ビスとスプリング、なぜかちぎれた輪ゴムが入っていました。恐らくワイヤーをまとめていたものが途中でちぎれたんでしょう。

 

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表はこんな感じのツインブレードタイプ。仕上げはビス穴にも蝋が入っていたりと適当な感じですが、通常のリプレイス品の10分の1以下の価格ですから、多くを求めてはいけません。ノイズが出ないことと、爆発しないことを祈ります(笑)

 

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コンデンサーはオイルコンデンサーにし、手持ちのビンテージの中から適当に見繕った4種類の中から0.047のものを選択。ビタQの0.047と悩みましたが、なんとなくビタQではないものを使用。いかんせんどこのコンデンサーだったか思い出せず。。まぁこれは、気に入らなければいつでも変えられるのでとりあえずこれでいいでしょう。

 

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そんなわけで、通電テストなどもして配線作業が完成。ストラトのフロントピックアップの音は忌み嫌っているので、このギターを数年前に弄った際に取っ払っています。その際にポッドも1vol、1toneに変更しています。カバーが両方toneなのはご愛嬌(笑)

 

セレクターは2ピックアップしかないので3ウェイに変更。フロントポジションでセンター、センターでミックス、リアでリアピックアップです。なお、リアポジションでもトーンが効くような配線にしています。細かい事ですが、ギター全体がやれた感じになっているので、ピックガード自体も800番のペーパーがけをしてつや消しにしています。リアのピックアップカバーは、昔フレディ・キング、エディー・テイラーに憧れて、金属製のサムピック、フィンガーピックを使っていたので、良い感じに削れています。なお、今回Yibuyのピックアップもクリーム色のカバー付きのものを選んだのですが、残念ながら色味は合いませんでした。

2017年冬のプロジェクト③ Warmothストラトのオイルフィニッシュ 塗装編後編

オイルフィニッシュもこれで塗り重ねが3回目となり、だいぶ色合いも良くなってきたのでこれで終了。オイルフィニュッシュとは言え、今回使用しているのはいわゆるオイルフィニッシュ風のウレタンなので、柿渋などを使用する本当のオイルフィニッシュとは異なります。

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うっすらではありますが塗膜が出来るので、2回目の後に800番で表面の凹凸を少し落として3回目の塗装に挑みました。写真は室内で乾燥後、溶剤を完全に乾かすために日干し中のもの。この後は配線作業と組み上げ、調整をして終了です。

2017年冬のプロジェクト② Warmothストラトのオイルフィニッシュ 塗装編前編

前回の作業からだいぶ間が空いたような気がしていましたが、実際は4日ほどしか経っていないのに驚き。

f:id:teletele916:20171220233825j:plainさて現状は400番まで番手を上げて(オイルフィニッシュなのでかなり粗目です)第一段階のオイル塗布を終えたところ。ペイントのマニュアルによると400番まで仕上げた状態で薄くオイルを塗って乾拭き。1昼夜置くとあります。

 

そして次回はオイルを塗った状態で400番でオイル研ぎをして90分放置。その後再びオイルを塗り込んで乾拭きして乾燥で完成とあります。恐らくオイル研ぎ前後のオイル塗って乾拭きの回数を増やすと色が濃くなると思われます。オイルフィニッシュなので塗膜は出来ませんが、いい感じに焼けた色になっているネックと色味を合わせたいなとは思っています。

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しかしこのボディはアッシュなんですが、見ようによってはゼブラウッドっぽく見えるようなブラックの年輪がいい表情です。完成が楽しみ。

2017年冬のプロジェクト① Warmothストラトのオイルフィニッシュ

冬のプロジェクトということで、付きあいの一番長いギターの加工をしてます。画像だと赤みの強いブラウンの塗装を剥ぎ始めた状態。なお、このギターは10前ほど前に名古屋のギター、ベースショップでオーダー作成したWarmoth製のストラトタイプ。

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ハードテイルのブラッキーという形でオーダーしたので、アッシュボディに極太Vシェイプのワンピースメイプルネック、ピックアップはリンディーでした。

作成して4年ほど使った後に使わなくなり、タンスの肥やしに。3年ほど前に思い立ってブラックの塗装を剥ぎ落とし、冒頭のように赤みの強いブラウンに塗装。

この時点でストラトのフロントの音が嫌いになっていたのでフロントピックアップを排除。配線もセレクターを3way(センター/ミックス/リア)にしてリアでもトーンが効くように改造していました。

 

ピックアップに関しては、いつぞやの時点で、リンディーの無駄なパワフルさが嫌になって(※個人的にストラトのストラトらしい音に嫌味を感じるようになっており、リンディーのパワフルさだと、このストラトらしさが強調されてしまって嫌だった)RIO GRANDEに変更しています。ストラト嫌いなら、なんでストラト使っているんだという話もありますが、このハードテイルのストラトに関しては、なぜかストラトの嫌みな音がしないのです。テレキャスに近いと言えば近いですが、それともちょっと違うある種独特な音のギターです。

 

ハードテイルのせいか、リアに関してはテレキャスに近い音が出て、センターピックアップ単体では綺麗なクリーントーンが出るギターとなっています。ボディーは塗装を剥ぎ落とした結果かやたらと鳴るようになり、重量も全体で3.0kg程度と驚くほど軽量に。その為、音自体はそこそこ好き、軽さは大好き、傷が付いてもあまり心も痛まないということで、最近はお出かけ用ギターとなっているという状態です。

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今回はこのブラウンの塗装に飽きたのもあり、もう一度塗装を剥いで、オイルフィニッシュにしてみようかと計画中。ピックアップは特に変更する必要性も感じないのでそのまま。時々ハイが抜けすぎる気もするので、コンデンサを少し替えてみるのもありかもしれないと思っています。

 

元々アッシュボディにワンピースメイプルということで、音のブライトさは十分なので、コンデンサーはハイ抜けをあえて狙わない程度の抵抗値にするとどうなるかなという実験要素もあります。

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ある程度荒いサンドペーパーでサンディングしていますが、ボディ裏にある使用時についた深いキズの部分はそのまま赤茶のペイントが残っています。こういった細かいギャップに関しては、最終のサンディングが終わった段階でリューターでペイントだけ落とそうと考えています。

 

 

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ストラップピンの部分は元々のブラックの塗料が少し残っています。こうして見ると比較的綺麗なブックマッチで作られた2ピースボディであることがわかりますが、確か名古屋のこのショップに依頼した時は「ボディは1ピースアッシュで」と依頼していたはずなので、「オーダー通ってねーじゃん」ってことなんですが、仕上がった時は当然ブラックで塗りつぶされてしまっていたので、後になって自分で塗装を剥いで発見するという結果に。。

 

確か最終的に支払った金額は18万9千円だったと記憶していますが、仕上がりも微妙だったのもあり、この一件で「適当に他人に作られるなら、自分でギターの組み方勉強してWarmothとかでオーダーした部品で自分で組んだほうがいいじゃん」という結論に至り、その後Warmothの部品で4本ほどギターを作ることに繋がっていったわけです。知的好奇心で変な部材で組み上げたギターばかりだったので、(マホガニーのストラトとか)その殆どは既に手元にありません(爆)

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まだ気が早いですが、完成予想図。実際はオイルフィニッシュなのでボディはもう少し黄ばんで艶も少し出るはず。こうして見ると単色で塗りつぶすのが勿体無いくらい良い顔をしたアッシュボディであることがわかります。細かいことですが、ピックガードはフロントピックアップの穴なし、2コントロールのものをWarmothでオーダーしたもの。艶を抑えるために、全体を800番ほどのサンドペーパーでサンディングしてつや消しにしています。ちなみにワンピースメイプルネックは極薄のラッカー塗装なので、レリックではなく、10年間使用したことによって自然と汚くなっています。とは言え、4年くらい毎日弾いてればこれくらいになったと記憶しています。

 

残る工程は、全体をもう少し番手上げてサンディング/ボディ裏と表のエッジが甘くなっている部分をブロックにサンドペーパー貼って綺麗な面出し/最終仕上げ研磨/その後オイルフィニッシュ/コンデンサ交換/配線作業といった感じでしょうか。

DMC(デトロイト・メタル・シティ)にロベン・フォードモデルが登場していた

ギターの話題と言えばそうなんだけど、昔読んでて売ってしまったDMCの全巻セットが300円程度でアマゾンで売っていたので衝動買い。

なんとなく読んでいたところ作中に明らかにロベン・フォードモデルが登場!

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この特徴的なヘッドの形状、トラスロッドカバー形状、そしてヘッドインレイ、ボディシェイプ、2ハムなど、どこからどう見てもロベン・フォードモデル。。まさかこの作品でロベン・フォードモデルに出会えるとは思わなかったという話。

ロベン・フォードの日本公演(11/19 コットンクラブ)に行ってきた

見逃すと次にいつ見られるかわからんくなるということで、ロベン・フォードの日本ツアー行ってきました。行ったのは恐らく最終公演となる11/19の日曜日。コットンクラブの1st stage。

 

ロベンは今回サックス2人、サイドギターを引き連れての6人編成(ロベン、サイドギター、ベース、ドラム、サックス✕2)でした。使用ギターはゴールドのレスポールが2本で、1本は恐らくビンテージのゴールドトップ、そしてもう1本は1952年製のオールゴールドのP90搭載のレスポールを使用していました。何しろステージ登場時、退場時も大事そうに自分でギターを運んでましたし、絶対誰にも触らせたくないんでしょう。

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ちなみにこの1952年製のレスポールにのみ採用されているブランコテールブリッジ(正式にはトラピーズ・テール)は、レスポールが考案したと言われるものですが、ツアーなどで忙しかったレスポールとギブソンの意志疎通が取れておらず、本来は1953年製から採用されたバーブリッジ・テールピースのようにブリッジの上を弦が通るスタイルではなく、この写真でもわかるようにブリッジの下を弦が通るスタイルのため、ブリッジミュートがしづらく、ブリッジとナットを結ぶ弦の角度が浅く、レスポールの好みではなかったと言われています。

おそらくそれもあって1953年からバーブリッジ・テールに変更になったのではないかと。。

 

肝心のプレイですが、ソロを取る時は何らかのブーストペダル的なものを踏んでおり(※多分Zen Driveとか。席が遠いのでよくわからず。。)、Vibe、オクターバーか何かをかます事で独特なサウンドでソロを取る時もありました。エレクトリック・チェンバロとでも言えるような音色だと感じましたが、この人の中では今この音が熱いんでしょう。

 

今回はSGか何かを使うのかと思っていたので、レスポールを使用していたのは少々驚きだったのと、以前は多用していたボリューム奏法が一度もなかったのも新鮮。ロベンのギターはもちろん素晴らしかったですが、リードとバッキングの際のエフェクター切り忘れ、Indianolaで若干指がもつれる、ボーカルのピッチが少しだけ甘い部分もあるなど、流石に誰しも衰えるのだなというのを感じました。

 

まぁ、これは自分の普段の愛聴盤がThe Yellow Jacketsのライブ音源とかだから仕方ないでしょう。正直なところ、ベースのライアン・マドラをロベンがなぜ選んだのか良くわからんなーというのと、サイドギターは完全にいらなかったと感じました。

 

席の関係もあるんでしょうが、ベース、そしてドラムのバスドラの音がでかすぎて、自分のいた自由席では音が回ってしまっていました。とにかくベースの音量がでかすぎたせいで、全ての音がその中に埋もれてしまっていたのは実に残念。サックスの2人の日本人である小池修、かわ島崇文さんは素晴らしいプレイでした。

 

値段はそこそこしますが、奮発してライブに行って確かに良かったと思う反面、せっかくならJing Chiでツアーに来て欲しかったというのが正直なところ。マニアック過ぎてチケット売れないのかもしれませんが。。

 

なお、マニアックな話題として1952年製と1953年製の違いについてはこちらが詳しいです。↓

www.j-guitar.com

 

 なお、1952年製の素の音がわかりやすい動画はこちら↓

動画の中でのロベン本人の解説によると、トラピーズテールはオリジナルを残しており、このギターにはカスタムメイドのバーブリッジと同様に弦がブリッジの上を通るものを装着しているとのこと。ナッシュビルのジョー・グレイザーさんという職人の手によるものだということです。本人も、オリジナルのトラピーズは「ビンテージとしてはいいけど、実用性はない」としています。

カジノクーペが欲しい

最近はどうもFacebookを見るのも億劫なくらい仕事が忙しい&他の人がどうこうというのを見るのも疲れたので、久々にこのブログを更新&今後はこちらの更新を少しはマメにしようかなと思っている。 

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(石橋楽器より拝借)

それはそうと、最近気になっているモデルがこのカジノクーペ

Epiphoneのカジノを小振りにしたモデルなんであるけど、ギブソンのES-339とかの流れで、Epiphoneから登場した小振りシリーズの1本。EpiphoneからはES-339とこのカジノクーペが出ているっぽいけど、今のところシェラトンの小型ボディーは出ていないっぽい。

 

Espritでは出せないさらに開放的なサウンドが出せるギターが1本あるといいよねと思っているのだけど、ES-335はちょっと違うし、何よりもボディがデカすぎて自分には合わない。(サイズ的、持った感じとしてしっくり来ない)

 

ビートルズには全く興味ないのでカジノがどんなギターであるかとかそういうウンチクはどーでもいいんだが、カジノクーペは本家のカジノの間抜けな面構えが無くなっているのがいいのと、何と言っても小ささが良い。小振りのセンターブロックなしのギターがどんな音がするのかは試奏してのお楽しみというところかな。

 

2017/12/16追記

結論からいうと、カジノクーペ実際に見て買う気が失せました。なんというか、作りも安っぽいですし、見た目がまるでおもちゃ。これはいかんですな。

 

 

i1484.jp

Western Electricのヴィンテージ配線材を買ってみた。

コンデンサーによって音は変わると変わらないっちゅうのはありますが、個人的には変わると感じています。逆に配線材はそこまで変わらないかなと感じておりましたが、久々に色々と試してみました。

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これは1年ほど前に組んだWarmothのカスタムテレ。配線を弄くるならやっぱりテレは便利です。これは実は一回いじったあとで、最初に組み上げた時は、普通にクロスワイヤーで組んでました。コンデンサーは今まではビタミンQの0.033。

今回、コンデンサーは今までEspritに付いていたSozoフィルムコンデンサーの0.047。配線材はそれこそ5年くらい前に買ったものですが、詳細は失念。。Volポッドは500k、トーン250Kです。

結論からいうと音が細すぎて全然ダメ。

 

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で、中国から届きました。

 

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Western Electricのヴィンテージ線。Ebayで送料込みで2700円ほど。日本で買うとヴィンテージ線はアホみたいに高いもんですが、Ebayは送料は含めどまだ許容出来る価格ですね。比較で置いてあるクロスワイヤーと比べるとメチャクチャ太いですが、1.6mmのもので長さは4mです。

 

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あまりにも太く硬い線材なので苦労しました。。肝心の音はクリアでハッキリとした存在感のある音です。ハイパスは使わないのでVolポッドを1MAにしてみました。何というか、今までよりもさらにテレっぽくなった気がします。

 

ちなみにこのテレキャスはセレクターの位置を変えてまして、この上の画像の左はしがネック側で、Vol、ポッド、セレクターという順番にしてます。セレクターが弾いててあたるわけではなく、コード弾きしながらボリューム奏法するとかの小細工がしやすいようにという改造です。

ピックアップはSheptoneを装着してますが、このテレのサウンドのキモはやはりSheptoneでしょうね。

 

Fender Espritの歴史早わかり

vintageguitar.comにFender Espritの歴史について詳しい解説記事があったのでご紹介。さらに詳しい写真などはMaster Seriesのサイトに詳しく載っています。

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今からおよそ25年前ダン・スミスはあるアイディアを持っていた。それはソリッドギターにルーティング加工でチャンバーを設けたものだった。このチャンバーは理論的にはより深い反響音を生み出すもので、彼はこのギターの構造やデザイン、シェイプなどをまとめていた。 

1980年代初頭、フェンダーはギブソンのセミアコの対抗馬となるモデルの開発に関心を持っていた。これらは単純にギブソンのモデルをコピーしたものではなく、プレイしやすく、フェンダーの既存ラインナップでは実現出来なかった特徴を備えたギターになるものだった。フェンダーはスミスに彼が温めてきたコンセプトの提供を要請し、フェンダーのラインナップ、カタログに全く新しいモデル”マスターシリーズ”が加わる事となった。

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ダン・スミスがデザインした2つのモデル、FlameとEsprit

FlamaとEspritはどちらもアルダーボディで、ボディ内部にチャンバー加工が施されている。メイプルトップ、セットネックというスペックだった。

 

Flameのボディはギブソンのレスポールよりもわずかに大きく、ギブソンのSGのようにダブルカッタウェイとなっており、さらにカッタウェイはオフセットとなっている。
シャーラー製の特別デザインの2基のハムバッカーを搭載。なおテールピースとファインチューナー付きのブリッジもシャーラー製だ。コントロール類は4コントロールとされ、多彩な音色を実現した。そしてこのモデルはレスポールの対抗馬として用意された。

 

EspritのボディはFlameよりもわずかに大きく、左右対称のカッタウェイとなっている。Flameと同様にシャーラー製の特別デザインの2基のハムバッカーを搭載。なお、テールピースとブリッジもシャーラー製で、スタンダード以外のモデルにはファインチューナー付きブリッジが搭載される。このモデルはギブソンのES-335の対抗馬として用意された。

3つめのモデルとしてJames D’Aquistoによってデザインされたアーチトップデザインのモデルがある。そして、これら3つのモデルは、フェンダー・マスター・シリーズと呼ばれた。


デザインが承認されるとフェンダーはこのモデルの量産と販売に力を入れはじめた。しかしながら、当時のフェンダーの技術ではこの複雑なギターを量産することは不可能であったため、フェンダーは日本のフジゲン楽器(当時はIbanezのギターを生産していた)と契約を交わし、量産ラインを敷いた。

 

3つのバリエーション

フェンダーは最終的にこれらマスター・シリーズのそれぞれに3つのバリエーションを持たせることにした。

 

FlameとEspritはスタンダード、Elite、Ultraの3つのバリエーションに別れ、スタンダードはドットインレイ、クロームチューナーを装備。Eliteはダイヤモンドフレーク・インレイ、パーロイド製チューナーを装備。そしてUltraはブロックシェル・インレイ、エボニーチューナー、ゴールドハードウェアという仕様だった。


カラーリングはスタンダードはブラック、オータムサンバースト、チェリーサンバーストが用意され、EliteとUltraに関してはスタンダードのカラーに加え、ホワイトフロスト、ピンクフロスト、キャンディレッド、キャンディーグリーンメタリックバーストが用意された。

スミスとフェンダーはKahler製トレモロブリッジをオプションとしてこれらのギターに対して用意し、最初からこのブリッジが搭載されたモデルもごく少数のみ生産された。

 

そしてロベン・フォードモデルへ

これらのモデルの正確な生産台数は定かでは無い。しかし1983年後半から1985年の間に数千台が製造されたとされている。スミスは、このギターはその品質と世界に与えた認識という面で、成功したモデルだったと回想している。

その後、このモデルの生産は落ち目になり販売数も落ち込んでいった。しかし1986年にロベン・フォードがエンドーサーからEspritを購入したことから、フェンダーはこのモデルでロベン・フォードモデルを製作することを決めたのだった。


The Fender Master Series | Vintage Guitar® magazine

Master Series Guitars

Espritの面白みは特徴のあるセンターの音だと思う。

Fender Espritは細かい部分のみ調整を加えてほとんど購入したままで使用してますが、今までの自分のギターとの関わり中ではかなり珍しいほうかなと。f:id:teletele916:20141129220644j:plain

ほとんどの場合、配線、ポッド、コンデンサー、ピックアップ周りを弄くり回すのが常で、ここ数年のメインギターはコンポーネントギターのWarmothを自分でセレクトした部品で組み上げたテレになってます。

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そもそもFender Espritとはなんぞや?

あまりにもEspritに関する資料がないので自分も確実な事はわからないですが、EspritはMaster Seriesと言われる一連のEsprit、Flame、D’Aquistoのモデルの一部だったようです。

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さらにEspritにはStandard(今回自分が購入したもの)、Elite、Ultraの3種類が存在し、どうやらこの中のUltraがロベン・フォードモデルの元になったようです。(下記サイトより)

http://www.masterseriesguitars.com/

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Fender Espritを購入。

長年探していたFender Espritを購入。(1985年製)

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購入時はブリッジが割れていたので格安でGet。ちなみに購入先はイギリス。完全にオリジナルではなくある程度の改造が前オーナーによって施されている状態。

 

 

主な改造点としてはこんな感じ。購入したらどうせ交換していた部分なのでありがたい。

・ナット交換

・フレット交換

・配線交換

・ポット/ジャック交換

・ピックアップ交換(gibson burstbucker)

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ちなみにオリジナルパーツは全て残っており、ピックアップのマウント方式がテレキャスと同じくボディ直付だとわかる。)

 

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ギブソンタイプのピックアップを取り付けるにあたり、ザグリを少しばかり彫り込んでエスカッション吊り下げ式になっており、ピックアップ幅が狭くなるためザグリ内部には木端を接着してピックアップが遊ばないようにという配慮が見られる。

ちゃんとしたショップで加工したとの話だったけども、確かに丁寧な加工でいいですな。

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配線も非常に綺麗。コンデンサーは0.047。

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ロベン・フォードモデルはスプルーストップのモデルとメイプルトップとあるようですが、Espritはメイプルトップ。

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ネックは真ん中にメイプル、サイドにおそらくアルダーの3ピース。

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ヘッド部分のみ5ピースになっています。

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バックは恐らくアルダー。