guitar maniacs

Fender Esprit、その他ギター改造などに関するマニアックな話

Fender Flameを試奏した

実に久しぶりにブログを更新。色々と人生の転機が続いており、しばらくぶりに書いてみようかと思った次第。アメリカに行って帰ってきて、なんだかんだでしばらくギターを弾いておらず、ストラトを改造したりしつつも全く演奏はしていなかったので、最近はそういう意味でも徐々に変わってきたなという感じ。

 

で、本題はというと、ずっと探していたフェンダーマスターシリーズ(Fender Master Series)のFender Flameを御茶ノ水にて発見。試奏させていただいてきました。店頭にあったのは、おそらくAutumn Burst(秋色)のスタンダート。(Master Seriesはコイルタップ付きでインレイが豪華なEliteとUltraがあります。)おそらくというのは、赤が退色してほぼ茶色のバーストになっていたからですが、Reverbとか見ると結構この色のEspritもFlameもありますが、Master Seriesはブラック、フロストホワイト、オータムバースト、キャンディグリーンバースト、チェリーサンバースト、キャンディレッドバーストの6色展開のハズ。。

(※参考 http://www.masterseriesguitars.com/groupfinish.html

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http://www.masterseriesguitars.com より拝借

Fender Flame

こやつはEspritと同様にマスターシリーズの1本ながら、ギブソンレスポールとほぼ横幅が同じ、ボディ内の空洞も小さく、やや軽量で小ぶりなモデル。そして左右の角の長さが少し異なる(正確にはカッタウェイの位置が違う)モデルです。

 

個人的な好みから言うとカッタウェイは左右対称であって欲しいところですが、Espirtを使っていて感じる少しの不満である①重い②やや取り回しが悪いの2点を解消出来るギターなのでは。。と長年思ってきました。

 

オリジナルからの改造点

写真は撮り忘れてしまったのですが、ピックアップは所有しているEsprit同様に既にギブソンタイプに変更、またテイルピースもストップテイルピースに変更済でした。お店の方によるとロベンファンの方がロベンモデルを探しつつも所有してらしたそうで、ロベンモデルが見つかったために、こやつを下取りに出したとのことでした。

 

私はミーハーなのかよくわかりませんが、アーティストモデルはどうも持っていてこそばゆい感じがするので、ロベン好きでもロベンモデルは絶対に買うことはないでしょう。そのため、EspritのEliteもしくはUltraをずっと探しているわけです。

 

肝心の音

で、音の印象はと言うと、Espritよりはわずかに硬い感じ。Espritよりもよりレスポールに近いサウンドで、ミドルの粘りは大音量で弾いた時はEspritより歯切れの良い感じになるのかな?という印象。大きな違いはボディサイズとボディ内の空洞くらいなわけですから、性格はほぼ変わらぬ印象でした。取り回しや重量はEspritよりもわずかに良い程度で、重量は4kg台という感じでした。音が明らかによく、重量や取り回しも気に入ればEspritと入れ替えというのもありなギターと今まで思っていましたが、どうやらそうでもない印象。店頭で確か10万円くらいで販売されておりましたので、気になる方は探してみて、希少種なので保護して上げてくださいな。