IbanezのAM93QMお買い上げ
先日良いかもと言っていたIbanezのAM93QMですが、別のお店でも見て試奏させていただき、新たなお店で弾いた個体のほうが全体的に乾燥したブライトな感じの音がするのと、青の発色が僅かに良いような気がしたので購入いたしました。
セミコアを探しておきながら、通常のセミアコの音を求めているわけではないので、(※セミアコ感は欲しいが、セミアコ特有の粘る感じ、アタックが僅かに遅れる感じがこちらの個体のほうが薄かった。)こちらの個体のほうが好みに近いなと感じたのですが、このあたりはきっと弾いている本人にしかわからないでしょうし、通常セミアコが欲しいと思っている人からすると、「ソリッドギターのような音が出すぎる」となるんでしょう。
ピックアップは既に十分すぎるほど良い音なので交換予定はありませんが、ピックアップの高さがどうにも妙な気がするので、これは一度スタジオに一人でこもってセッティングが必要でしょう。
昔ならば購入したその日にポットやコンデンサーや配線をごそっと交換していたと思いますが、最近はそのような時間もなかなか避けず、なおかつ、交換の必要も特に感じないので、当面何もいじらずに行こうと思っています。
ポットカバー(ダイヤル)はIbanezの良心で、通常のものの上にゴムカバーがついていて操作しやすい!というものですが、見た目はハッキリ言ってダサいので交換希望ですが、最近はオッサンになってきたのか、バイクで言う「ノーマルサイレンサーの音量の静かさ、無駄とも思える巨大さを愛でる」事が出来るようになってきたので、これもそのままで良いじゃんと思っています。
弾き込んでいって気になった場合、テールピースをアルミにしたいなーとか思っていますが、(※もしギブソンサイズが使えるならば)そうなるとハードパーツが全部ゴールドの中、テールピースだけシルバーで間抜けなので、おそらくこれもやらないでしょう。
で、唯一やったことと言えば、ピックガードを外したこと(笑)これは経年変化で焼けが発生した時に色の差が出るのが嫌なことと、この波のような美しい姿を十分堪能したいなーという思いから。
買うだけ買ったのですが、じっくりスタジオで弾きこむ時間が取れずにいるので、なんとか時間を確保したいなーと思っているところ。