AM93QM詳細&ノブ交換
先日購入したIbanez AM93QMの各部をご紹介。※ノブが取れているのは、交換用ノブ選定のためのサイズ計測のため(笑)
まず表面から。見れば見るほど気に入っているカラーリングは、キルトメイプルの木目がよく見えるセンター付近が、まるでリゾート地の波打ち際の砂浜のようで素敵です。こういう派手めな木目のギターを所有するのは初めてですが、所有欲を満たしてくれます。木目はきちんとブックマッチとなっており、購入しなかった店舗の別個体のほうが、キルト柄がおとなしめでありました。
バックはこんな感じ。こちらも美しいキルトメイプルの木目がバッチリです。結局のところこういう木目がしっかりと見えるギターのほうが好きなのだなぁ。というのは、ここ5、6年でわかってきた自分の傾向です。
ネックはこのように、メイプル、マホガニーのサンドイッチ構造ですが、これにこういう塗装が載ると、面白い見た目となりますね。メイプルもしっかり真っ直ぐな木目で良いですね。
ヘッドの裏表はこんな感じ。ヘッドはマホガニーですね。トラスロッドカバーはドライバーいらずでスライド式で開けることが可能というスグレモノ。なんかこういうのは新しいギターっぽいです。ナットはおそらくプラ製ですが、今の所弾き込んでいないので特に不満なし。不満が出たタイミングでTASQにでも交換したいところ。
で、いきなりノブ交換写真です(笑)ノブを購入した楽器店の方によると、Ibanezはポッドが特殊サイズ?らしくミリもインチも合わないとのことでした。
売り場にあった気に入ったアンバー色のノブはインチサイズしかなく、そのままだとキツクて入らないため、ドリルその他でノブの穴サイズを拡大。
Ibanezのノブはノブの高さがあり、さらにポッドの軸受がノブの高さより短いため、ノブがボディとツライチに見えるようになっていますが、今回購入したインチサイズのノブはノブの高さが低いため、ポッドの軸受けを加工しないと、ノブがボディから浮いてしまってなんとも格好悪い。。なので、1個ずつセコセコと軸受を削り、高さを揃えました。
おかげで、我ながら結構美しい仕上がりとなったと思います。こういった面倒な加工作業が嫌な場合、ポッドを全て国産ミリサイズに交換、もしくはインチサイズポッドに交換、対応したノブを取り付ければ良いでしょう。
ただ、自分でセミアコのポッド交換をするとなると面倒な上、手元に部品もないので、安上がりで即日仕上がる方法ということで、今回はノブを加工しました。